2024年8月22日(木) 09:42
ブログ予約箱開発のきっかけ
2012年に「予約箱」をWebサービスとして起ち上げる前、ほぼ同じ時期に弊社宛に3件の開発相談をいただきました。
「1日に3件のぶどう狩り予約が出来るだけの簡単なフォームを作って欲しい」
「カットとパーマの予約をWebからさせたいのですが、カットは9時から17時まで1時間ごとに2件の予約をとりたい。パーマは11時からで2時間ごとに1件です」
「30分ごとに1件の予約ができる予約システムが欲しい。それと、診察室前に今の時間帯に予約されている人数を表示させたい」
同じネット予約システムとは言え、クライアントからの要望は千差万別です。
三件の要望を一度に叶えられる予約システムがあればいいなという想いが、「予約箱」の開発に至るきっかけでした。
弊社のクライアントは個人事業主が多いため、大幅にコストをかけられないケースがほとんどです。
しかし当時の予約システムの開発費用の相場といえば、安くても30万円、高くて90万円〜規模になることもあります。
もちろん無料で使えるサービスも当時いくつかありましたが、
- デザインの自由度が低い
- 機能制限がある
- 予約数が増えると有料に切り替える必要がある
- 独自ドメイン上で使用出来ない
- カスタマイズが出来ない
というものが多かったです。
また、WordPressやGoogleカレンダーと連動して使用するタイプでは、「ただ予約をさせたいだけなのに・・」という、ぶどう農園様のようなクライアントが導入するには難しすぎる事がありました。
低価格で、そして誰でも手軽に導入していただくには、「予約箱」は出来るだけシンプルな製品で開発しなくてはなりません。
そして何より、たくさんの予約システムをリサーチを進める中で一番感じたことは、
「予約ができるシステム」と「予約『も』できるシステム」は違うということ
この気づきが「予約箱」の核心でした。
多機能であればあるほど魅力的なシステムに見えるものです。
しかし、そのためにはランニングコストがかかります。使いこなすための学習コストもかかります。そして、その二つのコストは、個人事業主にとっては大きな負担になります。
売上管理・アクセス集計・経営分析・メルマガ・アンケートなど、予約に直接的には無関係なシステムを実装せず、あえて予約のみに特化することで、大幅なコスト削減を実現するとともに、「予約ができる、予約しかできない」ことを、予約箱の強みとしました。
そうして、
出来るだけ沢山の業種の方々に使ってもらえる様にすること
それは予約箱に限らず、ネット予約システムの普及に欠かせない大切な要素だと考えました。
そうして2012年にスタートしたネット予約システムASP「予約箱」。
「ただ予約をさせたいだけ」という利用者様のニーズにお応えしたのが旧バージョンの予約箱、そしてさらに「がっつりとシステムを使いたい」という利用者様のニーズにもお応えしたのが、今回の「新しい予約箱」です。
新しい予約箱は、レンタル版月額1,480円、パッケージ版198,000円、それぞれ予約数も機能も無制限でご利用いただけます。
あなたのビジネスにこのサービスが最適かどうか、まずは動作デモを、そして14日間の無料トライアルをぜひお確かめください。
「予約箱」が、あなたのビジネスの助けとなりますことをお祈り申し上げます。